映画キャッツ感想【基本ネタバレなし】
↑公式サイト
というわけで、早速有言実行でキャッツ(字幕版)観てきたのでネタバレはせずに感想でも書いていこうかと思います。
基本ネタバレはしませんが予告編とかで解禁されている内容などには触れるので、多少なりともネタバレと捉えられる内容は含まれるかもしれません。
そのため少しでもそういうのを見たくない方はここでバック推奨です。
「恐怖」「ワースト」という凄まじい酷評をお噂かねがねといった状態で観に行ったわけですが…私的には
音・歌・曲に関しては凄く良かった
映画でした。
ええ、ビジュアルはダメです。
正直怖いし、気持ち悪いし、ツッコミどころは多かった。
人に寄せておけば良かったのになとは素人ながら思いましたね。
技術的にはかなり凄いことをしているんだとは思いますし、背景とかエフェクトとかそういうのはいいんですけど、あの猫人間はちょっと…
みんな美人でイケメンなんですけどね、猫じゃないアレとか、下ネタ的なあたりとか、こう…人間寄りで良かったんじゃないかなって。
とか何とか早々に貶しちゃってますが、ミュージカルや舞台が好きで普段から観に行っている身からすれば、1人(匹)1曲見せ場があって常に対バンを見ているような感じで楽しめました。
そもそもキャストは豪華ですから、歌が上手くて当たり前、ダンスが上手くて当たり前、各々個性豊かに聴かせる・魅せることが出来て当たり前なんです。
そんな豪華メンバーのソロを順番に見ていくわけですから、まあ楽しいんですよ。
音楽に関するところは。
みんな大好きメモリーも曲の度に泣けました。
本当にいい曲。
メモリーに関連するオリジナルソングも私的にはかなり好きな系統でした。
ストーリーは、はっきり言って前情報ないと何やっているか分からないと思います。
これもそもそもが抽象的なストーリーというか、そういうものなので、今回の「白猫主人公で観客が傍観者として物事を客観的に追う」という展開は正解かと。
主人公しかり知名度の高すぎる劇団四季のキャッツとは変更点もありますが、2時間ミュージカルばっかりでコンパクトかつエンタメらしく纏まっていたという印象です。
覚悟して観に行ったので、酷評というわりには、かもしれないですけどね(笑)
このストーリーの難しさから言えば字幕より吹き替えの方がいい気はするんですが、歌部分は字幕圧勝だと思うので、私は字幕派です。
好みの問題もあるでしょうが、吹き替えあるあるの口や演技と声が合わない問題がミュージカルものだと顕著に出る気がするんですよね…
一応吹き替えの動画がYouTubeに上がっていたので見たんですけど、字幕の方が感情が乗っているように聞こえたので、あながち間違ってもいないと思います。
ああそれと、エンディングのスタッフロールにはご注意下さい。
集合体恐怖症の人はキツいかもしれません。
人がめちゃめちゃ列挙してあるところがわりとそういう風に見えると感じました。
あまり深読みする必要のないミュージカル映画だったのでかなりざっくりした感想になってしまいましたが…
ビジュアルのヤバさを除いても、次は吹き替え版で観てみようかなーと思えるぐらいの作品ではありました。
音楽好きだし、ミュージカルや舞台好きだし、何よりメモリー好きなので、私の中ではそこまで評価悪くないです。
ラムタムのビジュアルが私好みじゃなかったからか黄色い声不完全燃焼感ありますし(半面ミストのビジュアルがめちゃめちゃ好みでときめきましたけど)、劇団四季ver観たくなりました。。
やっぱりエンタメ好きやなあ…
前回のアナ雪2感想↓